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3秒考える前に

涙なんて枯れちゃってんだよ。

寂しいけれど過去にとらわれるのはやめにしよう。

今週のお題「卒業」

yogurt28.hatenablog.com

忘れられない人がいた。


いた。と過去形にしているのはもうその人から卒業しようと心に決めたから。忘れるわけではないし、忘れたいわけでもないけれど、固執するのはよくない。まだ好きだとか、幸せになって欲しいとか、一途ぶるのももう終わりだ。


もう会えないのではないかと絶望していた頃もあったけど、なんとかまた食事にいけるようになった。けれど、これで友達に戻れた、と思っていたのは私だけで、実際は暇潰しくらいにしか思われていなかったみたい。

その人が地元に帰る前に1度飲みに行こうと誘ってみたけど、もう会えないと言われた。笑ってさよならを言うことさえも叶わない。あの日が最後だったなんて思ってもいなかったから、適当な「またね」しか言えていないや。

どんなことがあっても好きで、忘れられなかった。友人達に「もう忘れなよ」とか「新しい恋に進もう」とか何度も何度も言われたけれど、それでも無理だった。そんな日が本当に来るのか信じられなかった。


けれど時間というのは無情なもので、会わないうちに、次に進む方へと気持ちが傾いてきた。意外とすぐで少し悲しくもある。まわりに言わせるとかなり引きずっていたみたいだけど。

きっとまた素敵な人に出会えるはず。もしもあの人が本当に運命の人なら、それこそまたどこかで出会えるはず。


やっと、やっと自分の意思で次に進めそうです。



永観堂の紅葉を見せてあげたかった。

マジックバーで騙されて悔しがってる姿を見たかった。

いつもみたいにまた会えるよって言ってほしかった。


やり残したことはたくさんあるけれど、卒業ってのはそんなもんだと思う。いい思い出ができたよ、ありがとう。


ここまでのことを言っておきながら、彼からの連絡を待っている自分もいて、やっぱり私は弱いなぁ、情けないなぁとつくづく感じている。

それでも、一歩踏み出せた自分には「よくやった」と声を掛けてあげたい。


よくやった。よくやったよ。