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5年後、自分は正しかったと言えるか

はてなブログ5周年ありがとうキャンペーンお題第2弾「5年後の自分へ」
http://blog.hatena.ne.jp/-/campaign/hatenablog-5th-anniversary

書きたいなと思っていたことと、お題が少し似てたので、初めてお題に挑戦してみる!



5年後。
本当に5年後このエントリーを見ているとしたら、29歳か。アラサーだね。その日までこのブログを続けているとしたら、その継続力を褒めてあげたい。すごい!


仕事はおそらく順調だと思う。これから始まる就職活動がどんなものになるか、これを書いている私は知らない。だけど多分なんとかなったんだろうと思う。働いてからもそれなりに上手く立ち振る舞って、それなりの結果も出してるだろうし、何も心配してない。毎日ご苦労様です。



5年後の自分に語りかける文章を書いていて、「気持ち悪っ」となったので、ただ単に今の自分の気持ちを残しておく。24歳の私はこう思ってたんだ、というのを思い出してくれればいい。


バカみたいだけど、私は諦めきれていない。これからもずっと諦める必要はないんじゃないかとさえ思っている。繋がりだけ残しておけば、いつかは。と。

まわりにどれだけ無駄だ馬鹿だと思われても、5年後それが現実になれば、自分の選択が正しかったと言えるんだ。


いつまでこの気持ちが続くんだろう?
わからないけど、とにかく今はそう思ってる。
24歳の私は驚くほど真っ直ぐです。


5年後までこの真っ直ぐさを残しておけとは言わない。さすがに現実的にもなってるだろうし。


ただ、曇りのない心を持っていたという事実は忘れないでいてほしい。
これは誰にも負けない私の長所だから。

これが運命なら私は運命なんて信じない

忘れられない人がいる。

 

とはいってもその人と会わなくなってまだ数か月しか経ってないわけだけど。でもこれから何年も、それこそこの人生が終わる時まで忘れられない特別な存在になるだろうと予感してる。そんな人がいる。

 

これはブログを始めた時から書きたいと思っていたことで、むしろこれをどこかに吐き出したくてこのブログを始めたといった方が正しいかもしれない。

誰かにわかってほしくて、慰めてほしくて、怒ってほしくて、この記事が何かのきっかけであの人に届くことを期待して、でもやっぱり恥ずかしいから読んでほしくはなくて。

どこにぶつけていいのかわからない感情をとにかく書きたかった。書いてすっきりするのかはわからないし、これで忘れられるのかもわからない。忘れたいけど忘れてしまうのも悲しい。そんな自分でもよくわからない、整理がつかない気持ちを書かせてほしい。

 

 

こんなに人を好きになるなんて、想像もしてなかった。いつの間にここまで好きになったのか、好きという言葉は軽すぎると思ってしまうくらい大切に思っていた。うそ。思っている。

散々だと思っていたこれまでの私の人生も、これまでの失敗がなければこの人に出会っていなかったと考えるといい人生に思えた。今までの人生に感謝した。この人に出会わせてくれてありがとうと。

その人がいたから頑張れたこともたくさんあった。今いろんなことが上手くいっているのはその人の存在のおかげで、おそらくこれからもそうなんだと思う。

 

初めて会った日のこと、ノート、字、応援のことば、照葉樹林、大根の天ぷら、失くしたロッカーの鍵番号、忘れた傘、たばこ、紅葉、ドライブ、一緒に口ずさんだ歌、白い軽、ハンバーグ、月、哲学のはなし、会いたかったという言葉、間違えた待ち合わせ場所、フレンチ、面接、初雪、知りたくなかった事実、チョコ、大きな手、君のにおい、ボールペン、ガム、茶色い目、地下鉄、誕生日、緊張で覚えていない映画、残したパスタ、あの日の目、あの日の言葉、優しさ、見たくなかったもの、ガラス越しのうなだれた姿、寝たふり、渡せなかったクッキー、渡せなかったお守り、冷たさ、じゃあね、そして現実。運命。

 

行った店も話した内容もまだ覚えてる。忘れちゃえばいいのに、忘れられたら楽なのに、どうしても忘れられない。ここには思い出がありすぎて、彼からしたら大した思い出でもないんだろうけど、私にとっては大切な思い出で、忘れられない場所で、そこを通るたび彼のことを思い出してしまう。そして胸が苦しくなる。

 

地元は大好きだし、友達も多いし、ずっとこのままこの街に残りたいと思っていた。就職もここでと思っていた。でもその思い出が残る場所にもういられない。私は忘れなきゃいけない。次に進まなきゃいけないのに、ここにいるといつまでたっても忘れられない。だから出る決心をした。

 

私が思い描いていた幸せは彼のとなりにいることで、楽しいことも辛いことも一緒に経験することで、でもそれはもう叶わない。こんなに好きでも、たとえ彼が無一文になっても、余命一か月だと言われても、それでも最後までとなりにいたいと思えるくらい好きだとしても、覚悟があったとしても、現実は変わらない。

 

彼を思い出すたび涙があふれ、もう涙は枯れたと思う。それでもまた会える日が来て、ちゃんと別れのあいさつができるとしたら。そんな日のことを考えるとまた涙が止まらない。ここまで人を好きになることはこの先ないだろう。

 

実際出会いなんていくらでもあるし、彼よりかっこよくて優しい人もいるし、いつか私も誰かと結婚するんだと思う。それでも心のどこかで彼を忘れられない自分とこれからもずっと戦っていかないといけない。誰にも言えずに。

だけど私は忘れようとはしないんだろうと思う。仕事で辛いことがあったら、遠いあの場所であの人も頑張っているんだから私も頑張ろう、そう心の支えにするんだ多分。そしていま隣にいてくれる人に少し罪悪感を覚えるんだ。

 

 

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この記事は下の記事に感化されて書いたものです。思い出を列挙したところなんかはオマージュしました。こちらもぜひ。

k-point.hatenablog.com

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